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2009-07-11 2:33:33

「なぜ、今マタニティヌードがブームなのでしょうか?」
「なぜ、今の女性は、マタニティヌードを撮りたいのでしょうか?」

最近、取材を受ける機会があり、何度も質問を受けるコトバ。

この言葉が出てくると、どうも、ふに落ちない。
マタニティフォト屋の私。

まずは、マタニティヌードという言葉が先行してしまって、
お客様が、ただヌードを撮りにだけ来てる訳じゃない

って、事を忘れて欲しくない。

そして、50代60代の女性から、「私も撮りたかったわー。」
「綺麗よね」「今の女性がうらやましい」って
声を聞くと、きっと女性は今に限らず、撮りたかったんだって思う。

さらに、ブームって言葉が好きじゃない。
なんだか、いつか廃れてしまうようで。
どうか、ブームは終わってもいいから、
雑に扱われるような事は本当にあって欲しくない。

などなどを考えると、マタニティフォト屋をやって約一年の者として、
軽々しく、「昔の日本は〜、今の社会は〜」などと言うつもりもなく、
どうもしっくりとした言葉が出てこない。

イクシェルとして、お客さんが増えた要因は、
「テレビに出させてもらったから。」
これ、確実に間違いない。メディアの力は凄い。

全体としても、ブームの一因は確実に、

「メディアがポジティブにマタニティヌードを扱ってくれている」

これに尽きると思うのだけど、
このコメントは、テレビ屋さんとしては、まず使ってくれない(笑)

「ポジティブに扱う世の中になった。」
という要因にポイントがあるのだろうけど、
さておき、まずは、ポジティブに扱う世の中に生きれている事を
女性として母として本当に感謝したい。

女性から母になる瞬間の一枚の写真から、
得られるパワーってものすごい。

もう、人類誕生から変わらない、
女性が腹を痛め、命を生み出す素晴らしさ。
そして誰もに、母という存在がいること。

「母に愛されている証。」
これは、何歳になっても人に生きるパワーを与えてくれる。

「子を愛している証。」
母だって、初めて母になる以上、初心忘れるべからずで。

その証や想いをなるべく色褪せる事なく、綺麗に残す形。
それが、何もまとわない姿。ヌードなんだと思う。

だって、一生変わらずにいたい「命に対する感謝」の気持ちを
表現するのに、流行のワンピは邪魔するでしょ。

もう一度、考える。
「今なぜ、マタニティヌードがブームなのか?」

「ポジティブに扱う世の中になった。」
色んなものがオープンになってきていると言う事と同時に、
寂しいニュースも多い現状である事は確か。

「愛の証」や「命のあたたかさ」をより身近に感じる必要がある
世の中なのかもしれないなー。

マタニティフォトを撮った人の家族や、
メディアで、マタニティフォトに触れた人が、
赤ちゃんを身篭る女性の力強くやさしい姿から、
少しでも「生きるパワー」をもらってくれたらいいな。

あとは、私がおばあちゃんになるまで、
マタニティフォト屋をやれてたら、
もっと、まともな話ができるかも。

うん。おばあちゃんのやってるマタニティフォトスタジオって
結構アリだな!!!素敵。ソコを目指してがんばりまーす。


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妊婦記念写真館を作ります!!
「こんなにも美しい瞬間を残さない訳にはいかない」
けど、自ら普通のカメラ屋に足を運びお腹を見せる訳にもいかないし、絵心の無い旦那に頼んでも、ただの記録写真に過ぎないし。そして、何かと妊婦はしんどい(笑)10月10日は結構早く過ぎてくし。

ただ、自分を撮りたいんじゃなくて、赤ちゃんを身篭っている瞬間を美しく残したい。
って思ったけど、まぁ入院三昧の妊婦生活で撮れなかったのがきっかけでして、「妊婦が足の運びやすい居心地のいい写真館。」そして、何よりも「妊婦を美しく撮影してくれる写真館。」ってないよね。。。

「だったら作っちゃおうか!」と、思いに賛同してくれた素敵メンバーで素敵プロジェクト「妊婦記念写真館」始動です!

このブログでは、立ち上げの珍道中を記録していこうと思ってます。
それと、2007年のハロウィンに産まれたベイベーとの日常をいろいろと記録していこうかと。

新しく始まるプロジェクト。
新しい事だらけの子育て。

日常や人との出会いには、「発想のもと」がいっぱいあります。 これから沢山のいい出会いがありますように・・・

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