マタニティフォトにおススメのヘアスタイリング(髪型)は?

マタニティフォトにおススメのヘアスタイリング(髪型)は?

妊娠中の姿を撮影するマタニティフォトは、「お腹の赤ちゃんと一緒にいる幸せな記録」として近年人気が高まっています。現在妊娠中の方の中にも、マタニティフォトを撮影したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。マタニティフォトを撮影するとなると、衣装やヘアスタイルはどうするか気になるところです。妊娠中は出産の準備で忙しくなかなか衣装やヘアスタイルの準備に手が回らないという方は、衣装ならスタジオでレンタルするという方法があります。「ヘアスタイルはどうしたらいいの?」とお悩みの方に、ここではマタニティフォトにおすすめのヘアスタイリングをご紹介いたします。

マタニティフォトとは

マタニティフォトは、女性の妊娠中の姿を撮影する写真のことです。海外でセレブのマタニティフォトが話題となり、近年は日本でもマタニティフォトを撮影する人が増えてきました。赤ちゃんが誕生した後は、誕生日、入学式、成人式と成長に伴って記念写真を撮る習慣がありますが、かつては、お腹の中にいる状態を撮影するかという発想はありませんでした。妊婦さんは、ゆったりとした衣装を着てお腹が大きいことを隠す風潮があったほどです。しかし、妊娠中の期間は、赤ちゃんとお母さんが一体になって過ごす、一生の間でもまたとない期間です。その幸せな瞬間を写真に残せるのがマタニティフォトの魅力です。

マタニティフォトを撮るときにおすすめの髪形

マタニティフォトの撮影では、衣装を決めるのと同じくらい悩むのがヘアスタイルではないでしょうか。ここでは、マタニティフォトで人気のヘアスタイルをご紹介いたします。

髪の長さ

・ショート

妊娠中は、体調の管理や出産の準備で、髪のお手入れに十分な時間をとれないこともありますよね。ベリーショートなら、髪を洗ったりスタイリングしたりするのに手間がかからず、髪が短い分、表情が明るくおしゃれに見せることができます。ショートボブなら、髪はアレンジしだいで髪にボリューム感を出すことができるので、妊娠中にホルモンバランスの乱れから髪が細くなってしまった人にもおすすめです。

・ミディアム

ミディアムヘアは、ベリーショートやショートボブより、髪を洗ったりスタイリングするのに時間がかかりますが、髪を結んだり、編み込んだりすれば邪魔になりませんし、コテ(ヘアアイロン)で巻いて全体に動きをつけて髪型のバリエーションを楽しむこともできます。マタニティフォトの撮影では、おなかに目線を向けての撮影が多いので、下を向いたときに顔が隠れてしまったら、手で髪をかき上げる仕草をするのも、撮影のポーズとして素敵です。

・ロング

ロングヘアの場合は、一番手間がかかりますが、長さがある分さまざまなアレンジが楽しめます。ストレートの髪なら何もせずそのままでもナチュラルな雰囲気が出せますし、毛の束を細かく取り、毛先から根本までヘアアイロンで巻くと、全体的にカールがついてゴージャスな雰囲気が出せます。また、髪が邪魔にならないようにしたい場合は、編み込みをしてアップにすれば落ち着いた女性らしい雰囲気も表現できます。

スタイリング

・ゆるふわヘア

ゆるふわヘアは、ゆるやかなウェイブがついた、空気を含んだようにふんわりしたシルエットのヘアスタイルです。髪の長さに関係なく、そのようなテクスチャーを加えた髪型をゆるふわヘアといいます。女性らしさや優しさを表現したいときにぴったりな髪型です。

・編み込みヘア

編み込みは、基本的に3本の毛の束を少しずつ拾いながら編むヘアアレンジです。髪を編む前にコテで軽くウェイブをつけてから、編み込みを行うと柔らかな質感に仕上がります。毛の束の量やほぐし方で、カジュアルにもフォーマルにもアレンジできます。

マタニティフォト撮影でおすすめのヘアアクセサリー

髪型を作るとき、アクセントになるのがヘアアクセサリーや小物です。ここでは、マタニティフォトを撮るときに良く使われるアクセサリーや小物をご紹介いたします。

花冠

花冠は別名「リングブーケ」とも呼ばれ、円を描く輪は「永遠」と「幸せ」を、花同士が結ばれた造りは「愛」と「絆」を表しています。その起源とされている古代ギリシャでは、結婚式や祝祭日などの特別なときにつける習慣がありました。現代ではウェディングによく用いられますが、マタニティフォトでも人気アイテムの一つです。スタジオネーブルでは、撮影小物として花冠をレンタルしています。詳しくはこちらのマタニティフォト お貸出し衣装ギャラリーをご覧ください。

ベール

ウェディングドレスで身につけるベールは、マタニティフォトでも人気の小物です。その起源は古代ギリシャにさかのぼり、当時は、ベールは清らかなものの象徴で、邪悪なものから花嫁を守るという意味合いで身につけていました。今では、ファッションとして衣装に合わせて身につけられていますが、身につけると神聖な雰囲気を演出できます。マタニティフォトを神秘的にしたい場合や、優しい雰囲気にしたい場合に活用したいアイテムです。

バレッタ

バレッタは、クリップ状の金具がついた髪留めの一種です。プラスチック製の物から、金属製や皮革製、宝石をあしらったものまで、さまざまな種類があります。例えば、マタニティドレスとの組み合わせで髪シンプルすぎてバランスが取れないときに、クリスタルやゴールド、シルバーなどのバレッタをワンポイントでつけると装いをグレードアップして見せることができます。

リボン

長い髪を束ねたり、女性らしさを出す小物として、リボンは万能なアイテムです。結び方を変えるだけでも髪型にさまざまな変化をつけることができます。例えば、後ろで髪を1つに束ねた時に、束ねた根元に大き目のリボンをつければ、結び目を隠しながらも後姿に可愛らしいアクセントをつけることができます。また、編み込みで周りの髪を束ねる時に、その中の1つの束にリボンを加えて一緒に編み込んでも一味ちがった編み込みのアレンジができます。リボンは、比較的リーズナブルにそろえられるので、その分、衣装や撮影小物に費用をかけられますね。

帽子

忙しくて髪型に時間をかけられなかったときに、帽子は、服装をぐっとおしゃれに見せることができるアイテムです。例えば、夏ならTシャツにストローハットや、冬ならニットにフェルトハットや合わせるなど、帽子と服の組み合わせで、ナチュラルにもスタイリッシュにも見せることができます。家族と一緒にマタニティフォトを撮るときにお揃いの色のニット帽をかぶったり、夫婦で撮影するときにお揃いのキャップをかぶったりと、お揃いコーデをするときに揃えやすいアイテムです。

美容室でカラーやパーマはして大丈夫なの?

人生の中でも限られた期間にしか撮れない「マタニティフォト」。せっかく着飾れる機会なのだから、服装に合わせて髪型もおしゃれに整えたいですよね。イメージした髪型に近づけるのに「カラーリングをしたい」「パーマをかけたい」という方もいるはず。妊娠中にパーマ剤やカラーリング剤を使用して身体に影響が出ないかと不安に思われる人もいらっしゃるのではないでしょうか?

カットはもちろん、基本的にはカラーやパーマも問題ない

基本的に妊婦さんが美容室でパーマやカラーを行うのは問題ありません。パーマ剤やカラーリング剤が頭皮に浸透して、直接赤ちゃんに影響を及ぼすというのは、今のところ根拠がないようです。しかし、妊婦さんそれぞれに体調が異なりますので、美容院に行く前には、必ず担当の産婦人科医に相談しましょう。また美容院にも妊娠中であることを伝えておいた方がいいでしょう。

市販のカラー剤やパーマ剤は避ける

市販のカラー剤やパーマ剤は避けた方がいいでしょう。なぜなら、市販のカラー剤は、刺激が強いものが多く、湿疹が出たり、かぶれたりする可能性があるからです。妊娠中にパーマやカラーをしたい場合は、美容室で行った方が安心です。

体調に十分考慮した上、医師と相談しながら、美容院へは行けるうちに

妊婦さんが美容室に行くとしたら、体調が安定しない妊娠初期は避けた方が無難です。なぜなら、カラー剤やパーマ剤の臭いで気分が悪くなってしまう可能性があるからです。また、妊娠後期でお腹が出てきたころは、シャンプーをするときの体勢は負担に感じるかもしれません。大きなお腹を抱えてずっと仰向けの状態を強いられるからです。美容院に行くときは、予約の段階で、妊娠中であることを伝えておきましょう。そうすれば、美容室でも妊婦さんに配慮した対応ができます。

今回ご紹介したヘアスタイルや髪に使用する小物は、実際にマタニティフォトで使われているものの一部です。ご自身の撮影したい写真のイメージに合わせて自由にアレンジしてみてください。



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