マタニティフォトの撮影に使えるアイテムを手作りしよう!
マタニティフォトは、撮影の時に使用する小物(アイテム)しだいで、写真の雰囲気が大きく変わります。自分で撮影アイテムを作れば、より特別感のある写真になるでしょう。今回は、マタニティフォトに最適なアイテムをご紹介します。
マタニティフォトの撮影アイテムはどうやって準備すればいいの?
マタニティフォトは、お腹にいる赤ちゃんとご家族の思い出を刻める大切な写真。そんなマタニティフォトをより素敵に仕上げる方法の一つが、撮影アイテムの活用です。手作りのアイテムを持参して撮影される方もいれば、スタジオでレンタルされる方もいらっしゃいます。
手作りで準備できる撮影アイテムには何があるの?
撮影アイテムにはさまざまな種類があります。写真のテイストに合わせたアイテムを上手く利用し、お気に入りの一枚に仕上げましょう。ここでは写真映えする撮影アイテムをご紹介します。
レターボード
レターボードは、専用のボードにアルファベットのパーツを差し込むことで、メッセージを自由に作れるアイテムです。アルファベッドなどの文字のパーツがついたピンを専用のボードに刺し込むことで、メッセージボードが簡単にできあがります。もともとはアメリカの劇場や映画館の看板に使われていたもので、撮影に用いるとアンティーク風のオシャレな雰囲気を演出できるのもレターボードの魅力でしょう。繰り返し使えるので1つあるとマタニティフォトはもちろん、これから生まれてくる赤ちゃんの百日・ハーフバースデー・一歳の記念写真などにも役立つアイテムです。
レターボードとアルファベットパーツは100円ショップでも購入できます。それを購入してアレンジすれば、リーズナブルな価格で自分のオリジナルなレターボードが用意できますよね。作成する際は、まず埋め込みたいメッセージを決めましょう。「28WEEKS」や「7MONTHS」といった妊娠週数・月数などを埋め込むと、マタニティフォトらしさがグンとアップします。週数だけで少し寂しい場合は「MY BABY COMING SOON」といった一言を付け加えると、赤ちゃんを心待ちにする思いがっよりいっそう伝わる写真になるでしょう。
ガーランド
ガーランドとは、布や紙で作ったフラッグや飾りに紐を取り付けたアイテムです。運動会などで、万国の国旗を1本の紐でつないで飾りつけている光景を見たことはありませんか?誕生日の時よく使われる、折り紙で作った星やペーパーファン(円形の扇)を1本の紐に吊した飾りつけなど、そのような装飾品をガーランドと呼びます。マタニティフォトや結婚式でも使用される人気アイテムの一つです。オーソドックスな三角形をはじめ、ベビー服をかたどった形やバルーン型など、フォルムを変えるだけで写真のイメージを変えられるのが大きな魅力。布やペーパーの素材のほかに写真をフラッグに見立てて、複数のエコー写真をつなげてガーランド風にするなど、工夫しだいでオリジナリティーあふれる写真に仕上がります。
紐やクリップを自分で用意し取り付けるだけで完成するお手軽さも嬉しいポイントです。メッセージに「WELCOME BABY」や「HELLO BABY」と入れるとマタニティフォトらしさが表現できるでしょう。ガーランドを壁に掛けて撮るのはもちろん、パパとママがお互いに端を持って、メッセージが見えるように映るポージングもおすすめです。糸電話の糸部分をガーランドにすると、ユーモアのある写真に仕上がります。
ミニ黒板
自分の好きなメッセージを書き込みたい方は、ミニ黒板を利用しましょう。手持ちサイズの黒板を使って、チョークで撮影日付や妊娠週数を入れ込めば、自分だけのオリジナルなアイテムに早変わり。自由に文字を書けるので「元気に生まれてきてね」「早く会いたいな」といった、家族の温かいメッセージを届けられます。
ハートやケーキといった好みのイラストが描けるのも魅力の一つ。複数のチョークを使って描けば、カラフルさが格段とアップします。お子さんが大きくなったときは、お絵描き用のボードとして使えますし、おやつや夕飯のメニューボードにも利用可能。あらゆるシチュエーションで活躍するでしょう。
フォトプロップス
フォトプロップスとは、メガネやハート、ヒゲといったさまざまな形のプレートを細いスティックに貼り付けたもの。パーティーの定番アイテムとして欠かせないフォトプロップスは、マタニティフォトのアイテムとしても活躍します。
メッセージや数字が入るほどの大きさのボードや紙に、「MOM」「DAD」をはじめ、「GIRL」「BOY」といったメッセージを書けば、ポップでカラフルな写真が撮れます。写真のイメージにぴったりのフォトプロップスで思い出を残せるよう、撮影時には複数持参するのがおすすめです。手書きで描くのに自信がない方は、インターネットで公開されている無料素材を使ってみましょう。可愛らしいテンプレートをダウンロードし、プリントした後、紙やボードに貼りつけて輪郭をカットすれば、手軽に用意できます。
ブーケ
シンプルかつ華やかな写真を撮影したい方に最適なのがブーケです。マタニティドレスや洋服に合わせて同系色のお花を持ってくると、統一感あふれる写真に仕上がります。差し色として使う場合は、洋服の色とは異なるカラーのお花を集めましょう。
ブーケの形には、花を丸いフォルムにまとめたラウンド型や、花の茎の部分を長めに切り揃えリボンや紐で束ねたクラッチブーケなど、さまざまなタイプがあります
ラウンド型の大きな利点は、フォルムが丸いのでどの角度から写真を撮っても綺麗な一枚が残せること。ブーケの主役となる花は、バラ・ガーベラ・ひまわりといった写真映えの良い大ぶりの花を選びましょう。主役のお花を引き立てる小さめのお花も一緒に使うのがポイントです。
クラッチブーケは、自然に束ねて茎を見せるタイプのブーケで、使用する花によって雰囲気が変わります。例えば、グリーンをたくさん使用すると摘んできたばかりのようなナチュラルな雰囲気になったり、カラーなどのシンプルな花を使用すると大人っぽい雰囲気になったり、バラやシャクヤクなど丸みのある花を使うと可愛らしい雰囲気になったりします。
生花のブーケは、時間が経つとしおれてしまいますので、撮影の直前に用意するのが良いでしょう。しかし、初めてブーケを作る場合は時間がかかることも想定されますから、ブーケ作りに自信がない方は、造花やプリザーブドフラワー(特殊な液を使って生花の水分を抜いた長持ちする花)を用いるのも手軽に作れておすすめです。造花やプリザーブドフラワーなら長持ちするので、赤ちゃんが生まれた後に「ニューボーンフォト」の撮影にも利用できますね。
サッシュベルト
サッシュベルトは、柔らかい素材でできた幅広のベルトのこと。マタニティフォトでは、「生まれてくる赤ちゃんの幸せを願う」という意味を込めて、お花やリボンをあしらったサッシュベルトをお腹に巻いて撮影するのが定番になっています。使用する材料は、リボン・造花・フェルト、そして接着剤といった、どれも手に入りやすい物ばかり。リボンは存在感を際立たせるよう、5cm以上の幅があるタイプを選ぶのがポイントです。
造花は茎から外し、土台となるフェルトにバランスよく並べましょう。貼り終えたらフェルトの裏にリボンを付けて完成です。もしお花が余ったら、それを用いてブレスレットを作るのもおすすめです。お腹に手を添えたとき、さらに素敵な仕上がりとなります。スタジオネーブルでは、マタニティサッシュベルトの手作りワークショップを開催しています。一度作ってみたいという方は「 【ワークショップ開催】マタニティサッシュベルトnavel×blossom 」をぜひご参加ください。
花冠
花冠は、たくさんの花が飾られた髪飾りで、マタニティフォトで活躍する人気アイテムの一つです。別名リングブーケとも呼ばれ、花の大きさや種類によって雰囲気がガラリと変わります。
花冠を初めて作るという方におすすめなのは、蔦を模したフェイクグリーン「グリーンガーランド」と茎が短い花「フラワーピック」を用いたスタイル。グリーンガーランドを頭のサイズに合わせて円形にし、好みのフラワーピックを飾れば可愛らしい花冠のできあがりです。造花の「グリーンガーランド」や「フラワーピック」は100円ショップでも購入できるので、プチプラで花冠が作れるのも嬉しいですよね。
ホワイトのドレスやTシャツ、ニットなどを着て撮影する場合、ホワイトの花を基調とした花冠にすると統一感ある写真に仕上がります。スタジオネーブルでは、撮影小物として花冠の貸出しも行っています。詳しくはこちらのマタニティフォト お貸出し衣装ギャラリーをご覧ください。
アイテムを自分で準備することで写真に愛着が生まれる
アイテムを手作りするのはそれなりの時間がかかりますが、生まれてくる赤ちゃんのことを考えながら過ごす時間はかけがえのないものです。手作りしたアイテムが写真に上手く活きると、それを作った思い出も一緒に写真に刻まれます。赤ちゃんと一緒に写る初めての記念写真がとっておきの一枚に仕上がるでしょう。
撮影アイテムを用意しているスタジオも
撮影アイテムを手作りしたいと思っても、体調がすぐれなかったり、時間がとれなかったりと、自分で作るのが難しい方もいらっしゃいます。そんな方におすすめなのがスタジオでのレンタルです。多くのスタジオでは撮影のご希望に合わせて使えるアイテムをご用意しています。 スタジオネーブルでは、こちらのGALLERY(ギャラリー)の写真で使用している衣装や小物(レース・花のアクセサリー・ビスチェ等)はレンタルが可能です。詳しくはスタッフにご相談ください。
撮影アイテムを作る前に、写真の仕上がりを具体的にイメージすることが大切です。ご自身の体調を最優先に考えつつ、撮影に適したアイテムを作成し、家族全員の愛情がつまったお気に入りの一枚を撮影しましょう。